中禅寺湖を満喫!!よくばり遊覧船モデルコース
日光市の中でも自然豊かな奥日光エリアにある中禅寺湖ですが、湖の周りには有名な観光スポットもたくさんあります。
今回はそんな中禅寺湖を遊覧船を使ってよくばりに楽しむモデルコースを紹介します。
※中禅寺湖遊覧船は2024年は、2024年4月19日(金)10:30~11月30日(土)まで運行予定です
★2024年4月19日(金)は、【オープン記念無料招待便】を2便運航!
船の駅中禅寺発 10:30、11:30。詳細は、中禅寺湖遊覧船までお問合せください。
まずは東武バスの「フリーパス」を購入しましょう!
奥日光にバスで行くには、東武日光駅ツーリストセンターやオンラインで購入出来る「フリーパス」(NIKKO MaaS)が断然お得です。
今回のモデルコースでは「中禅寺温泉フリーパス」(大人2,300円/2024.4現在)を利用します。
こちらのフリーパスは乗車料金がお得なだけではなく、指定の施設で使える優待クーポンも付いています。
詳しくは下記「東武バス日光フリー券」のリンクを参照して下さい。(外部リンク)
3.中禅寺温泉 → 菖蒲ヶ浜
11:30 船の駅中禅寺 発(中禅寺湖遊覧船:華厳滝より徒歩15分)
華厳の滝から一旦バス停にもどって、さらに滝とは反対方向に進むと、10分ほどで中禅寺湖に出ます。そのまま5分ほど湖沿いを直進すれば遊覧船乗り場「船の駅中禅寺」に到着。
おすすめの「一周フリー乗船券」を購入して乗船しましょう。
11:50 菖蒲ヶ浜 遊覧船発着場 着(乗船時間20分)
約20分遊覧船を楽しむと、初めの発着場「菖蒲ヶ浜」に到着します。
12:00ごろ 竜頭滝(徒歩10分:滞在時間1.5時間)
菖蒲ヶ浜の発着場から約10分歩くと、「竜頭滝」に到着します。
滝のそばにある龍頭之茶屋では、お食事やお買い物も楽しめます。ここで滝を見ながらのランチもおすすめです。
4.菖蒲ヶ浜 → 大使館別荘記念公園
13:50 菖蒲ヶ浜 遊覧船発着場 発(中禅寺遊覧船:竜頭滝より徒歩10分)
竜頭ノ滝で景色とランチを楽しんだら、再び遊覧船乗り場に戻って船に乗ります。
14:10 大使館別荘記念公園桟橋着(乗船時間20分)
再び20分の乗船で中禅寺湖の景色を楽しんだら、次の桟橋で下船します。
14:15ごろ イタリア大使館別荘記念公園(桟橋より徒歩約5分:滞在時間20分)
桟橋から5分ほど歩くと、日光杉の樹皮と薄板でつくられた市松模様が印象的なイタリア大使館別荘記念公園が現れます。
こちらの建物は歴代の大使が利用していたものを、平成9年当時の設計図を基に、床板・建具・家具など、できる限り再利用して復元しています。
14:40ごろ 英国大使館別荘記念公園(イタリア大使館別荘記念公園より徒歩約5分:滞在時間20分)
奥日光の原点として知られる『旧英国大使館別荘』が120年の歴史を経て、2016年7月1日に『英国大使館別荘記念公園』として開館しました。
国際避暑地の歴史や英国文化を紹介した展示があり、喫茶スペースでは本格的なスコーンや紅茶も楽しめます。
5.大使館別荘記念公園 → 中禅寺立木観音
15:20 湖畔を散策(徒歩移動:約10分)
大使館記念公園から中禅寺立木観音までは、とても気持ちのいい遊歩道なのでぜひを歩いてみましょう。
15:30ごろ 日光山中禅寺立木観音(滞在時間30分)
遊歩道を10分ほど歩くと歌ヶ浜駐車場に着きます。その向かいにあるのが、日光山中禅寺立木観音です。
このお寺は勝道上人が男体山山頂で修行後、延暦3年(784)に建てたもので、明治35年の大山津波で中禅寺湖歌ヶ浜へ移転されています。
中には立木観音や波之利大黒天など、特徴的な仏像が祀られています。
6.立木観音 → 船の駅中禅寺 → 東武日光駅・JR日光駅
16:20 立木観音前遊覧船発着場 発(中禅寺湖遊覧船:中禅寺立木観音より徒歩すぐ)
中禅寺立木観音で荘厳な仏像や建物を楽しんだら、歌が浜駐車場にある遊覧船の発着場に向かいます。
16:25 船の駅中禅寺 着(乗船時間5分)
最後の短い遊覧船を楽しむと、あっという間に船の駅中禅寺に到着です。
17:00 中禅寺温泉 バス停 発(東武バス:船の駅中禅寺より徒歩10分)
船の駅中禅寺から湖畔沿いを中禅寺温泉のバス停まで歩きます。
17:36 東武日光駅 バス停 着(乗車時間36分)
17:40 JR日光駅 バス停 着(乗車時間4分)
中禅寺温泉からバスに乗り、いろは坂を下ってJR日光駅・東武日光駅まで帰ってきます。
【注意!】中禅寺湖遊覧船を利用する時に気をつけること
強風時に運休の可能性あり!
中禅寺湖の遊覧船は強風の時は運休することがあります。
途中の桟橋しで降りたけど、次の便が強風で止まってしまう可能性がありますので、頭に入れておきましょう。
もし運休した場合には、バスや徒歩で中禅寺温泉のバス停に戻ってくることも出来ますが予想以上に時間がかかることがありますので、あらかじめ各桟橋からのルートと所要時間を確認しておきましょう。
食事を計画的に楽しもう!
遊覧船の中には食堂や売店はありませんし、奥日光エリアでは食事する場所が限られますので、食事をどこでとるかはあらかじめ確認しておいた方がスムーズに観光することができます。
遊覧船で中禅寺湖を満喫して下さい!
今回紹介した、中禅寺湖の魅力を最大限に楽しむための「よくばり遊覧船モデルコース」はいかがでしたか?
日光国立公園である奥日光の自然美と歴史を一度に体験できるコースなので、豊富な観光スポットと息をのむような景色を楽しみながら、日光の魅力に触れ、心に残る思い出がつくれるでしょう。
こちらのプランは、遊覧船を利用し尽くして観光スポットを巡る、かなりよくばったモデルコースです。
こちらを参考に、あなたの時間や興味に合わせて自分の観光コースを組み立ててみてください。
それでは、ぜひ中禅寺湖を満喫する旅に出かけてくださいね!
Column
この記事を書いた地元ライター
アウトドアガイド・ライター
すー(鈴木 隆)
日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。